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スポーツ釣りワールドカップ大会

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1回 挨拶
作成者 : Webmaster Date : 2011.12.26  Hit : 417 
敬愛する内外貴賓の皆様、この度、五大洋六大州から集われた、各国選手、役員の方々をお迎えし、第一回スポーツフィッシングワールドチャンピオンカップ開催に至りましたことは、この上ない喜びであり、栄光でございます。
 本人は、近年、世界を幾たびとなく回り、世界各国の釣界の元老の方々とお会いし、意見を交わす中で、等しく、釣ワールドカップこそが夢であり、希望であることを確信するに到りました。
 以来、釣界を代表する有志の方々と共に、数年に渡って本大会のための準備を進めて参りました。
 簡単にその経緯を述べますれば、1999より2001年にかけ、韓国釣りチャンピオンシップトーナメント、並びに、国家代表選手選抜大会を行い、2000年には、アジア8カ国の選手が集い、アジア海釣りチャンピオンシップトーナメントを成功裏に開催すると同時に、アジアスポーツ釣連合を創立することによって、早期の釣りワールドカップ開催を決議いたしました。
 このような、徹底した準備段階を経て、今日、全世界の釣り人の祭典としての本大会の開催となった次第でございます。
 ここに集われた、各国選手の皆様は、言葉が違い、文化が違い、釣りの習慣も異なったもの同士ではありますが、お互いに一歩ずつ譲り合い、調和の中でこの祭典を成し遂げようではありませんか。
 本人は、この大会が、世界の平和と統一への土台となることを固く信じ、世界の釣りの歴史に光り輝く行事として残ることを、確信するものです。
 本大会の、開催実現に向けて、ご尽力いただいた各国選手役員の皆様に心からのお礼を申し上げ、皆様全ての家庭と母国に祝福の多からん事を、祈念いたします。
2001.10
2001年10月
第一回スポーツフィッシングワールドチャンピオンカップ
大会委員長  尹 台根
今日、私達人間を取り囲む自然環境と、魚達をはじめとする海洋生物の生棲圏の保全の確保は、極めて深刻な問題として地球的レベルで問われております。今回、世界の釣り愛好者を代表して、スポーツフィッシング精神に基づき、自然環境保護と世界各国間の友好と親善を促進し、我々の立場からこれらの問題解決のために貢献しなければならないと言う考えの元、『第1回スポーツフィッシングワールドチャンピオンカップ』の大会を開催する運びとなりました。
特に、一、自然環境の汚染と破壊。二、公害問題。三、食糧、飢餓、人口問題。四、家庭崩壊と青少年の倫理的頽廃。などこれらの難問題に対し、世界中のスポーツフィッシング愛好者が固有の立場から、主導的役割を果たすとは、どういう事でしょうか。釣りを通して得られる自然世界の不可思議さ、神秘性、優しさと峻厳さ、気候と自然環境の変化にもとづく魚たちの見事な対応、天文学、気象学の専門家としての魚たちの驚異的な生態は都市生活のストレスに苦慮する現代人に大きな安らぎと活力をあたえてくれます。このスポーツフィッシングの精神によってこそ、自然環境への深い配慮と、海洋生物や資源保護の心が育まれます。人類の食糧問題の解決策としては世界レベルでの養殖こそが、その問題解決の最短距離となること。更に青少年問題の対策には、釣り愛好運動を家庭単位までおろしてゆくことによって、青少年達に釣り愛好ブームを起こし全国化することだと確信します。そればかりか、人種、宗教、言語、風俗、習慣の壁を越えて、和解と交流をもたらし、世界平和と地球村、地球家族形成へ積極的役割を果たしうるのが、この釣り愛好精神であり、調和をもたらす近道であると考えます。二十一世紀の生活哲学として、楽しみつつ学ぶという趣味産業としてのスポーツフィッシングは、利権を求めるレジャー産業の限界を乗り越えられる有効な代案でもあります。釣りこそは、他のスポーツ以上に、老若男女の差をこえて、幅広く世界化しうる可能性を持っています。
スポーツフィッシング愛好者は、自然や魚たちとの深い対話を通して、自ずともたらされる、精神的修養、反 省と瞑想、忍耐と寛容、時には冒険と決断という、人生体験の縮図ともいうべき神秘に触れる無限の機会に恵まれています。スポーツフィッシングは自然への関心と探求心、そして釣り技術の錬磨も含めた技術的側面まで含めた幅広い人間修養の効用も備えています。今大会を通じてレジャー産業としての釣り産業の不振を打開し、新しい地平での趣味産業としてのスポーツフィッシングが、海洋産業の復興と発展をなす、広き契機になればと思います。
今回の大会開催に当たり、アジアスポーツ釣り連合の尹台根議長、そして(社)韓国釣り連合の皆様に感謝を申し上げます。
 最後に、今大会に際し、日本の各界各層の関係者の皆様、支援を各企業の関係者、何よりも地元の関係分野の皆様方の多大な御支援と御協力に感謝し、今大会が有意義で実り多い大会となりますよう祈念するもので御座います。
2001.10
大会共同議長
国際釣友好連盟 会長
小山田秀生
此の度の「第1回スポーツフィッシングワールドチャンピオンカップ」の開催を、心から祝い申し上げます。
釣りは人間の生活の糧として魚を捕まえていた古来から行われてきた人類共通のものとして、海と川、湖水が有れば誰でも釣りに出かけていっておりました。近年、人々の釣り又は自然環境に対する思いの根底には、人間の本来的な自然への回帰と調和を願望する精神が内在していることと思われます。そのように考えてみます時に釣り人の心は、海洋を越えあらゆる枠組みを越えて交流し合える国際的友好の橋渡しに相応しいものだと思います。
日本の河川や湖沼の美しさはもとより四方を海に囲まれ海岸線は全て釣り場という釣り人にとっては最高に恵まれた釣り場環境にあります。
今回の釣り人の祭典は、これまでにない大きな世界的規模で開催される釣り大会として、初めて日本で行われます。釣り技術の錬磨は勿論のこと、自然環境保護の啓蒙、そして、国際友好親善の橋渡しとなりうるものと思います。
釣り愛好者を代表し世界の各国から参加される選手の皆様がこれまでの釣り暦の中で蓄積された技術と感性の粋を結集し、世界に繋がる海の上で健闘をたたえ合い、競技する姿は誠に美しく感動的ではないでしょうか。
今回の大会を通し釣り人の輪が世界へと広がり国際友好親善の橋渡しとなりますことを祈念致します。
大会名誉会長
衆議院議員
柿沢 弘冶